Friday January 09, 2009 at 0:34

あくまでも学問的な分析の結果ですが、この批判の背景を極めて単純化して考えると、20台~30台の日本人の中には一定の割合で、

「努力すれば報われる。本当は努力をしても報われないこともあると感じてはいるけれど、そうすると自分自身の否定につながる(もしくは自分が悪い状況にいることの言い訳が否定される)ので、認めるわけにはいかない。

本当は、努力しても会社は突然倒産するかもしれないし、怪我や病気で失業するかもしれないし、親が突然要介護になるかもしれない。努力しても報われないことが多いということは、知っている。でも、資格勉強や仕事を頑張るという以外の方法を知らないから「努力」という価値観を否定するわけにはいかない。」

と考えている人がいると推定できます。

この推定が正しいと仮定すると、昨今勉強本ブームはこの不安につけ込んだ出版界の戦略ということになります。不安を利用して更に不安をあおり、他者批判を助長することで自己肯定を促すタイプの戦略になるので、倫理的にはどうかと思いますが、消費をあおるためにはとても有効なマーケティング手段ですね。(こうしたマーケティング手段分析も大衆心理学の1分野です。)

都内のルーフバルコニーでネコと暮らす: 派遣村批判に対するなんちゃって社会心理学分析 (via yuco) (via hanemimi) (via b0c) (via pcatan) (via otsune)

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